新型コロナウイルス感染症は, 2019年年末以降,
パンデミックと言われる世界的な流行となりました。

この一年、社会活動がほとんどなされない中で、
イベント関連の仕事をされている方々のご苦労、ご心労は計り知れません。

そのような中、私生活でも同窓会などでの交流がなくなり、
外出の少ない自分に向き合う静かな日々が過ぎました。

小学生の理科のお勉強ともいうべき月の観察を続け、
月の観察とともに、月にまつわる文学のお勉強に夢中になりました。

一昨年から
万葉集、古今集から新古今集までの月を歌う和歌収集に続いて、
源氏物語、枕草子、和漢朗詠集、李白、杜甫、王維、白居易などの漢詩、
徒然草、芭蕉、蕪村、一茶の俳句など月のイメージを一通り眺めたので、
春には、源氏物語に登場する四季の月の場面の整理を試みました。 

夏以降は、コロナ禍の自粛生活の中で、自分の好きなクラシック音楽を
日常生活の中の歌として曲目整理したりしました。

 カエデ関連では、11月、東北巨木調査研究会 の五十嵐 洋さんから、
イタヤカエデ、クロビイタヤの巨樹の情報をいただきました。

　春の花、秋の紅葉については、野中輝夫さん、林田高典さんから
素敵な四季のイメージを提供いただきました。

なお、五十嵐 洋さんの記事は、「カエデの巨木名木」のページに、
野中輝夫さん、林田高典さんの記事は、「カエデ紀行」に掲載しています。