夕方の細い月「三日月」の風景
2025年５月、「三日月の風景」をご紹介します。
ここでご紹介する画像には、月齢 1.9 から月齢 2.8 までの三日月を見ることができます。
夕方西の空に見える三日月の細さは、明け方東の空に見える二十七・二十八日の月に似ています。
どうぞお楽しみ下さい。
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１．舞阪町弁天島海浜公園の弁天鳥居と三日月の風景
2018年11月10日は、三日月で、正午月齢 2.5 でした。
午後５時20分過ぎの舞阪町から見る浜名大橋と月齢 2.7 の三日月
その後、舞阪町の弁天島海浜公園までやってきました。
弁天の鳥居がライトアップされていました。
午後６時20分頃の弁天島海浜公園から見る浜名大橋と弁天の鳥居と月齢 2.7 の三日月
この間、月の色が白っぽい色から黄色っぽくなってきました。
月が鳥居に掛かり始めたので、移動しました。
午後６時36分頃の弁天島海浜公園から見る弁天の鳥居と黄色い三日月
午後６時45分頃の弁天島海浜公園から見る弁天の鳥居と赤い三日月
月が沈み始めたので、西に移動しました。
午後６時48分頃の弁天島海浜公園から見る弁天の鳥居と沈みゆく赤い三日月
この後、数分で月は見えなくなりました。
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２．イオン志都呂店の屋上から見た三日月の風景
2018年12月９日は、正午月齢 1.8 でした。
この日（日曜日）の月は最南端の軌道でした。
イオン志都呂店の屋上から月の入りを観察しました。
家族が買い物を終えたので諦めて帰り掛けた時、西の空の一部が白っぽく見えました。
屋上まで戻ると、三日月が姿を見せてくれました。
午後６時00分頃の西側（南西と西南西の間）の風景
午後６時02分頃の くっきり見えた月齢 2.1の三日月の風景
月に下の白い明かりは JR舞阪駅です。
午後６時02分頃の西側（南西と西南西の間）の風景
カインズの上に見える光のアーチは浜名大橋を通る車のライトです。
それから、30秒もしないうちに雲が隠し始めました。
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３．イオン志都呂店の５階駐車場から見た三日月の風景
2019年10月30日は、正午月齢 2.0 でした。
旧暦の十月三日です。
日の入りが午後４時55分、月の入りが６時38分でした。
日没を過ぎた午後５時頃からまだ水色の空に三日月を確認しました。
この日は、イオン志都呂店の５階駐車場から見ることができました。
午後５時23分頃の西空の景色
少し上空まで見やりますと、すでに、木星も見えていました。
午後５時28分頃の、木星、三日月、金星の配置
明日は、月から金星は離れて遠くなり、木星が月に近づくことでしょう。
午後５時37分頃の三日月と金星（右下）
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４．遠州灘に沈みゆく三日月の風景
2021年11月７日は、正午月齢 2.2 でした。
旧暦十月三日です。
真西より約 31度南側の遠州灘に沈む三日月を見に、篠原町の遊歩道まで来ました。
到着したのは、夕日が沈んだ直後くらいでした。
それから10分ほどが過ぎました。
三日月は見えないかもと諦めかけて帰宅しようとした時、南西方角の雲の間に星が見えました。
金星だとわかりました。
そこで、金星の進行方向の右斜め下の方に三日月があるはずだと、レンズを通して、
その付近を何度も眺めているうちに、数分してようやく三日月と確信できました。
数分が経過するうちに雲の薄い方まで相対的に月が移動したようで、
ようやく肉眼でも三日月とわかるレベルになりました。
午後５時19分頃の遠州灘に浮かぶ薄い三日月の姿（左上）
10分ほどすると暗くなり、はっきり見えるようになりました。
午後５時31分頃の遠州灘に浮かぶ三日月の姿
目を凝らして見ると、水平線上に漁船の灯りが見えます。
午後５時32分頃の遠州灘に浮かぶ三日月と夕焼けの名残の風景
三日月の左上にお手柄の金星がぼんやり見えます。
この後、夕闇が迫り空全体も暗くなり、厚い雲に呑まれて見えなくなりました。
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５．自宅近辺から見えた三日月と雲の風景 （2020年〜2025年）
2019年６月５日（旧暦五月三日）
2019年６月５日午後７時10分頃、西空に見え始めた三日月（月齢 2.0）
日没時刻の少し前から、西空を眺め始めると、細い月が目にとまりました。
月の入りは午後８時46分でした。
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2019年８月３日（旧暦七月三日）
2019年８月３日午後６時58分頃、暗い雲の間から顔を見せた日没直後の三日月の表情１（月齢 2.3）
日が沈んで10分後に三日月が見えました。
30分以上が経ち、空はかなり暗くなってきました。
2019年８月３日午後７時34分頃、日没後40分ほどの三日月の表情２
梅雨が過ぎた夏空の雲間に浮かび沈む三日月でした。
月の入りは午後８時34分でした。
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2020年６月23日（旧暦五月三日）
2020年６月23日午後７時21分頃、西の空に見え始めました。（月齢 2.1）
月の入りは午後８時54分でした。
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2020年11月17日（旧暦十月三日）
2020年11月17日午後５時15分頃の三日月（月齢 2.1）
月の入りは午後６時26分でした。
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2021年９月９日（旧暦八月三日）
2021年９月９日午後６時16分頃、黒い雲の間から姿を見せました。
８日から９日にかけて、ほぼ東西の軌道でした。（月齢 2.4）
墨絵のような景色でした。月の入りは午後７時32分でした。
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2021年10月８日（旧暦九月三日）
2021年10月８日午後５時50分頃の西の空、月齢 1.9 くらいです。
月の入りは午後６時36分でした。
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2022年１月５日（旧暦十二月三日）
この日の太陽の沈む方角は、真西から約 27.3 度南側でした。
三日月は、真西より約 23.8 度南側に沈むのでした。
2022年１月５日午後４時31分頃の西南西に見えた雲に包まれた三日月（月齢 2.6）
月の入りが午後７時32分でした。
（月の沈む３時間ほど前の明るい空の三日月なので冬にしては立って見えます。）
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2022年12月25日（旧暦十二月三日）
志都呂団地の高台から月齢 1.9 くらいの三日月を眺めました。
2022年12月25日午後５時08分頃の三日月の風景
月の入りは午後６時33分でした。
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2023年３月24日（旧暦 閏二月三日）
2023年３月24日午後６時11分頃、飛行機雲から分離した金星と月齢 2.7 くらいの三日月
月の入りは午後８時53分です。
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2023年８月18日（旧暦 七月三日）
2023年８月18日午後７時10分頃の雲に隠れ始めた三日月（月齢 2.0）
月の入りは午後７時43分でした。
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2024年７月８日（旧暦 六月三日）
2024年７月８日午後７時21分頃の三日月の風景（月齢 2.5）
月の入りは午後９時00分でした。
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2024年12月３日（旧暦 十一月三日）
2024年12月３日午後５時08分頃の三日月（月齢 2.1 位）
月の入りは午後５時59分でした。
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2025年３月２日（旧暦 二月三日）
2025年３月２日午後６時07分頃、西空に一瞬だけ見えた三日月（月齢 2.4）
月の入りは午後８時23分でした。
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2025年４月30日（旧暦 四月三日）
2025年４月30日午後６時37分頃の飛行機雲と三日月（月齢 2.4）
月の入りは午後９時49分でした。
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６．春の三日月と秋の三日月の傾きの比較
2018年から観察し続けてきましたが、初期の頃と最近に三日月の傾きを比較します。
左上２つ；2019年春の三日月、右上２つ；2019年秋の三日月
左下２つ；2023年頃の春三日月、右下２つ；2019年秋の三日月
以上から言えることは、春の三日月が横たわり、秋の三日月が立っている感じです。
その違いは、上段より下段の方が顕著です。
次に、これとは反対に東の方向に明け方見える晦日月（三十日の月）に関して、
最も顕著に立つものと横たわるものをを比較しました。
以上から、明け方の細い月は、夕方の三日月とは逆に、
春に立ち、秋に横たわるのが観察できます。
上弦の月、下弦の月についても、後日整理してみましょう。
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以下に、杜甫、万葉集、白居易、新古今集までの勅撰和歌集に加えて、
芭蕉の俳句に関して三日月の登場する作品を紹介します。
ご興味おありの方はどうぞ！
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