春空に浮かぶ月 2019、その9
陰暦春の第9週の月

2019年の陰暦の春は、2019年2月5日の新月から5月4日までのようです。

このページの「春空に浮かぶ月、その9」は、
陰暦春の第9週、つまり、2019年4月6日から4月13日まで、
新月の次の日から上弦の月までの月の表情を紹介します。

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新月を過ぎると、月の見える時刻が明け方から夕方になります。

この1週間は、最初に西の空に見えた細い月が、三日月になり、
月の見え始める時刻が夕方からお昼へと早まっていきます。
やがて、太陽が沈まないうちから東側の空に見えるようになり、
上弦の月の頃には、太陽が西に沈む頃に、月が南中します。

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4月に入り、2日、3日4日と冬の寒気団が日本を覆い、冷たい明け方になりました。
しかし、さすがに冬の気象条件では、お月様がよく見えました。

4月5日午後6時前頃に新月になりました。 旧暦の三月一日です。

二日の月、三日の月の頃は、
太陽のすぐ後を遅れて追いかける月は、東には見えず、
太陽が沈んでから夕方西の空に見えるようになります。

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4月6日は、正午月齢 0.8 でした。

この日は、太陽が沈んでからほぼ40数分後の午後7時前頃に月が沈みます。
この時、月齢 1.0 くらいです。

夕方の山の端には、春霞か薄雲もあり、さすがに見ることはできませんでした。
この時期は、月が見える日は冷たく、月が見えない日は寒さを感じないようです。


4月6日午後6時45分頃の篠原町から見た西の空のイメージです。
日没30分後くらいで、月の沈む時刻の10数分前です。

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2019年4月7日は、正午月齢 1.8 でした。
旧暦三月三日の月です。

この日の日没が、午後6時12分です。

西空には、前日以上の薄雲と春霞が見られましたが、
日没後、20数分後に視覚に捉えることができました。

暗くなって月が明るくなるプラスの効果と、沈むにつれて雲が厚くなるマイナスの効果で、
月の入りは、午後7時56分ということですが、
7時を過ぎると、マイナスの効果の方が大きく、見えなくなりました。
月が見えたのは、次の20分間だけでした。


左;午後6時37分頃、中;午後6時49分頃、 右;午後6時54分頃
月齢 2.1 くらいです。

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4月8日は、正午月齢 2.8 でした。
旧暦三月四日の月です。

月のイメージは、いわゆる三日月です。

仲間と令和会花見の会があり、その帰りに、浜松城と三日月が見えました。


午後7時半過ぎの 元城小学校の運動場から見る 浜松城と三日月


午後8時20分頃の自宅から見る三日月
この三日月は、旧暦三月四日の月で、月齢 3.1 です。

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4月9日は、正午月齢 3.8 でした。
旧暦三月五日の月です。


左上;午後6時頃、 右上;午後6時半頃
左下;午後6時50分頃、 右下;午後7時20分頃
右下の画像におぼろ雲の発生が見られますが、その後、月は見えなくなったようです。

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広い意味では、新月以降十五夜まで、夕方に見られる月を夕月と呼ぶようです。
夕方の細い月であれば西に、十五夜までの月であれば夕方東に見られます。
夕方西に見える月などに限定して使われる方も見られます。

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4月10日は、正午月齢 4.8 でした。
旧暦三月六日の月です。

夕方、低気圧が日本を通り過ぎかかった頃のようですが、
高いところの雲はゆっくり西から東に、
低いところの灰色の雲は早いスピードで東から西に流れていました。

午後6時を過ぎて、十数分くらいと思われますが、
雲の切れ間から顔を見せてくれました。


午後6時20分頃、わずかの時間だけ顔を見せた旧暦六日の月、月齢 5.1
その後は、月の沈む午後11時近くまで、見ることはできませんでした。

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4月11日は、正午月齢 5.8 でした。
旧暦三月七日の月です。

午前中には青空が部分的に見えましたが、午後からは曇ってしまいました。


左;午後6時半頃、中;午後7時10分頃、 右;午後9時半頃

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4月12日は、正午月齢 6.8 でした。
旧暦三月八日の月です。


上左;12日午後3時23分頃、上中;午後4時13分頃、上右;午後5時半頃(ほぼ南中時)
中左;12日午後6時20分頃、中中;午後6時半頃、中右;午後7時頃
下左;13日午前0時26分頃、 下中;13日午前0時40分頃、下右;13日午前0時50分頃
日の入りが午後6時15分過ぎで、この頃、空の色が夜のモードに変化し出します。

月の沈む時間に目が覚めたので、篠原町まで車を走らせました。
広い意味の『七日の月』のイメージを確認したかったからです。


13日午前0時40分頃の篠原町から見る沈み行くお月様


13日午前0時50分頃の篠原町から見る沈み行くお月様、右の建物はイオン志都呂店
月の入りは午前0時57分です。
4月13日午前4時過ぎに「上弦の月」になりますので、「上弦の月」直前の表情です。

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4月13日は、正午月齢 7.8 でした。

13日の午前4時6分頃に、「上弦の月」になりました。
月の出は、それから約7時間後の午前11時過ぎでした。


午後1時50分頃の一コマです。

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次回は、上弦の月の次の日から満月までで、陰暦春の第6週です。

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