庭のカエデの紅葉 in 2017、その５

2017年12月中旬以降の気になったカエデの画像です。

まず、次の３枚は、12月27日のカエデです。

ようやく紅葉した台湾紅搾槭 (Acer rubescens Hayata)
日本のホソエカエデ、ウリハダカエデの仲間です。
奥の褐色の縮れた葉は、チドリノキです。

光葉槭 (Acer laevigatum Wallich )
これも生息地では常緑とはいえ、今年は日本の真冬に黄葉しました。
年によっては、赤く紅葉したこともありました。
「常緑樹なれど寒さにはこらえきれず移ろいにけり」という感じです。

昨年よりは早めに紅葉しだした中国産の五小葉槭（Acer pentaphyllum）
五小葉槭の紅葉は秋の終わりを告げ、春の到来を待ちましょうと言っているようです。

以下の２枚は、12月21日のカエデです。

西日下の鮮やかな黄色のツェーシェニックメープル（Acer ×zoeschense）
コブカエデとロベルメープルのハイブリッド
ロベルメープルも黄葉を見せてくれましたが、すでに落葉しています。

イタリアメイプルか、ボスニアンメイプルと思われます。
May be Acer opalus ssp. opalus or Acer opalus ssp. obtusatum
黄葉してからも葉裏一面、白い柔毛に被われ続けています。

以下の２枚は、12月16日のカエデです。

朝日に輝く Velvet maple (Acer velutinum) の黄葉
葉が大きく、葉柄も長く、葉面がウェーブしています。

朝日に輝く鬱陵島産イタヤカエデ (Acer okamotoanum Nakai) の黄葉
昨年、メインの幹が枯れましたが、唯一根元の側芽が枝を伸ばし、立派に黄葉しました。
よくぞ生き延びたものです。

2017年のカエデの紅葉・黄葉も最終段階のフィナーレです。