富士山頂部の表情、その３
（時計回りに西から北まで）
このページでは、富士の「山頂部の表情」に焦点を絞り、
周囲の景色を見ずに、富士山を時計回りに少しずつ一周します。
微妙な山頂の表情の変化を楽しむことができます。
まず、富士山頂部の様相、鳥瞰図を示します。このページは西から北までが対象です。
この画像は、「Google地図、航空写真、地図データ@2012 ZENRIN 」 をベースに作成したものです。
仮の名称 |
方角 |
観測点画像の一例 |
コメント |
三角 A |
北 |
新道峠 |
白山岳を中心とした三峰形による三角 |
三角 B |
東 |
円海山 |
左に宝永火口、右に吉田大沢、中央に三角 |
三角 C |
南東 |
箱根町大観山 |
宝永火口の右上に三角 |
三角 D |
南 |
富士市大渕 |
山頂左端が剣ケ峰、中央に三角 |
三角 E |
南西 |
島田市金谷牧之原公園 |
剣ケ峰を中心の三峰形による三角 |
三角 F |
西北西 |
朝霧高原ふもとっぱら |
中央三角の南側（右）に大沢崩れが隣接 |
溝G |
北 |
河口湖 |
吉田大沢の流れと共に「人」の文字を構成 |
溝H |
東南東 |
御殿場市 |
いわゆる「富士額」の形状を構成 |
溝J |
南東 |
箱根町大観山 |
宝永火口の上部にある太めの２本の筋 |
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富士の西から始めます。
富士宮市猪之頭畜産研究所から見る。方角はほぼ真西です。
中央に、大沢崩れが流れますが、真西からは中心よりやや右下に流れます。
真西よりわずか南側の、田貫湖付近で、大沢崩れはほぼ中心線に沿って流れます。
剣ケ峰の「三角E」が山頂右端に。「三角 F」が中央左に。
朝霧高原、巨大木馬が目印のもちや遊園地の西側セブンイレブン駐車場から見る。
方角は真西からわずかに北側です。
中央から右下に、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰の「三角 E」が山頂右端に。「三角 F」がほぼ中央に。
湯之奥猪之頭林道トンネル入口から見る。
同様に、方角は真西からわずかに北側です。
中央から右下に、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰の「三角 E」が山頂右端に。「三角 F」がほぼ中央に。
朝霧高原、ふもとバス停広場から見る。
真西と西北西の中間の方角
中央から右下に、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端に。「三角 F」がほぼ中央に。
朝霧高原、ふもとっぱらから見る。
真西と西北西の中間の方角
中央から右下に、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端奥に。「三角 F」がほぼ中央に。山頂左に白山岳が見え始める。
朝霧高原、道の駅から見る。
ほぼ西北西の方角
中央右から右下に、右稜線に沿うように、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端奥に。「三角 F」がほぼ中央に。
朝霧高原、根原地区から見る。
ほぼ西北西の方角
中央右から右下に、右稜線に沿うように、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端奥に。「三角 F」が中央やや右に。山頂左に白山岳が見えます。
山頂部が左右２つのツノ状に見えます。
朝霧高原、山梨・静岡県境付近の根原地区から見る。
西北西と北西の中間の方角
中央右から右下に、右稜線に沿うように、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端奥に。「三角 F」が中央やや右に。山頂左に白山岳が見えます。
山頂部が左右２つのツノ状に見えます。
富士河口湖町、富士ヶ嶺地区から見る。
西北西と北西の中間の方角
中央右から右下に、右稜線に沿うように、大沢崩れが流れます。
剣ケ峰が山頂右端奥に。「三角 F」が中央やや右に。山頂左に白山岳が見えます。
山頂部が左右２つのツノ状に見えます。
富士河口湖町本栖湖から見る。ほぼ北西の方角
大沢崩れが右稜線にほぼ重なるように流れます。
「三角 F」が中央より右に。白山岳からの「三角A」が山頂左に見えます。
剣ケ峰が山頂右端に、白山岳が山頂左にあり、山頂部が左右２つのツノ状に見えます。
富士河口湖町精進湖から見る。
ほぼ北西（少し北北西側へ）の方角
大沢崩れが右稜線にほぼ重なるように流れますが、確認しにくい。
「三角 F」が中央より右に。白山岳からの「三角A」が山頂左手前に見えます。
剣ケ峰が山頂右端に、白山岳が山頂左にあり、山頂部が左右２つのツノ状に見えます。
山頂左の白山岳が近く大きく見えます。左稜線が折れて見えます。
富士河口湖町西湖から見る。ほぼ北北西の方角
大沢崩れが右稜線に重なり確認できない。
「三角 F」が右端に。白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央左に見えます。
剣ケ峰が山頂右端が見えなくなります。白山岳が山頂中央左にあり、北側から見る三峰形に見えつつあります。
山頂左の白山岳が近く大きく見えます。
左稜線途中から「溝G」が確認できます。
鳴沢村紅葉台から見る。ほぼ北北西の方角
「三角 F」が右端に。白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央左に見えます。
剣ケ峰が山頂右端が見えなくなります。白山岳が山頂中央左にあり、北側から見る三峰形に見えつつあります。
山頂左の白山岳が近く大きく見えます。
左稜線途中から「溝G」が見えますが、影部にあり見にくいです。
鳴沢村道の駅付近から見る。北北西と真北の中間の方角
「三角 F」が右稜線に重なる。白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央やや左に見えます。
白山岳が山頂中央左に大きく見え、北側から見る三峰形になりつつあります。
左稜線途中から「溝G」が見えますが、影部にあり見にくいです。
鳴沢村大田和から見る。わずかに西寄りのほぼ真北の方角
白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央に見えます。
白山岳が山頂中央ど真ん中に位置し、北側から見る三峰形です。
左稜線に平行に吉田大沢が見えてきました。
吉田大沢の途中から「溝G」が見えますが、影部にあり見にくいです。
富士河口湖町と笛吹市の境の新道峠から見る。真北の方角
白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央に見えます。
白山岳が山頂中央に位置し、北側から見る三峰形を形成します。
左稜線に平行に吉田大沢が左斜めに流れます。
吉田大沢の途中から「溝G」が右斜め下に縦の線を横切るように流れます。
北側からは、吉田大沢の流れと「溝G」の流れが「人」の文字を形成するのが見えます。
河口湖大石公園から見る。わずか東寄りのほぼ北の方角
白山岳からの「三角A」がメインとなり、山頂中央に見えます。
白山岳が山頂中央に位置し、北側から見る三峰形を形成します。
左稜線に平行に吉田大沢が左斜めに流れます。
吉田大沢の途中から「溝G」が右斜め下に縦の線を横切るように流れます。
北側からは、吉田大沢の流れと「溝G」の流れが「人」の文字を形成するのが見えます。
次の、「その４」は、時計回りに「北から東までの表情」を紹介します。
なお、各方角の表情と景色の詳細は、「16方位から見る富士」のページをご覧下さい。