11月９日は天気が良かったので、都内の銀杏を重点的に撮影に行きました。都内の銀杏と言えば神宮外苑ですが、新聞記事通り黄色の絨毯が広がり、大勢の見物客でにぎわっていました。途中で寄った浅草寺も見頃を迎えていて、リニューアルの終わった五重塔とのコラボが大変綺麗でした。

　11月10日は、上野公園で開かれたＴＯＫＹＯ数奇フェス、湯島天満宮菊まつりに行ってきました。

　「上野文化の杜　ＴＯＫＹＯ数奇フェス」は日本初の公園で、世界有数の文化芸術拠点が集中する上野公園から、日本文化芸術を国内外に発信するフェス。数寄は「好き」の同意語で、茶室の事を「数寄屋」と呼び、不完全を尊び故意に仕上げず、見る者の想像でこれを完成させる物を「数寄屋」と解説しています。

　話は変わりますが、東京都内は65歳以上は、ほとんどの博物館、美術館は無料で、ロダンの彫刻で有名な国立西洋美術館も無料です。美術館では撮影ＯＫ（ノーフラッシュですが）の所も多く、シルバーパスを使うと全て無料なので、私の様な行動派には本当に嬉しい限りです。

　「湯島天宮菊祭り」は千輪咲など、丹精を込めて育てられた見事な菊が並んでいました。千輪菊は、一本の苗から沢山の花を、同じ大きさに、同時に咲かせるのが上の見せ所です。

　11月11日は、雨の予報が秋晴れの青空。
ポケットデジカメＴＺ８５を胸に、芸祭でお馴染みの東京芸大→　銀杏の悪臭が漂う上野公園→　数奇フェス会場→　旧岩崎庭園等　を散策して来ました。
（但しカメラが画像素子１/２．３の為、ダイナミックレンジが低く、画質もクリアでないのが残念でした）

　上野東照宮では上野動物園に入らないので、五重塔はフェンスの外から撮影しましたが、青空の紅葉が大変綺麗でした。