須走口五合目から見る富士

赤富士を求めて山中湖を目指したが、時間的な余裕と気象条件の悪さに実現できなかった。

つまり、雲が邪魔をして富士は見えなかった。そこで、富士と雲の間を目指すということで
須走口五合目に向かった。2010年９月14日午前６時半頃五合目に到着したが、
山頂は雲の合間に見え隠れしていた。

ところが、６時40分頃から雲は薄くなってきた。

午前６時40分頃の富士の表情

ほぼ、同時刻の宝永山の姿、つまり、東から見る富士の特徴をなしている。

須走口五合目から見る午前６時40分頃の宝永山

それから10分もすると、山頂部にかかる雲は消えた。

午前６時50分を過ぎると、富士はその山頂部と宝永山を赤裸々に見せてくれた。

しかし、それは一瞬だった。その後、雲が生じては消えしながらも再び雲が増加してきた。

午前７時前の富士の山頂部、この後、次第に雲が南側（左手）から山頂を被い始めた。

山頂の撮影を終了して、五合目の山荘の風景に目をやった。

午前７時過ぎの山荘風景、下山してくる人達が戻ってきた。

後を振り向くと、もう雲の大群が押し寄せてきた。

山荘駐車場から南側を見る。

山頂を仰ぐことのできる１時間ほどを過ごすことができた。感謝のひとことである。