毛鷄爪槭 (Acer pubipalmatum Fang) の芽吹きの観察
毛鷄爪槭 (Acer pubipalmatum) は中国産で、葉裏や小枝に白い柔毛が密生するのが特徴の一つである。
今回はイロハモミジ(鷄爪槭) の仲間と芽吹き時点での柔毛の比較をしてみた。
次のイロハモミジ (Acer palmatum Thunberg) には柔毛は無いように見える。
次はヤマモミジ (Acer amoenum Carriere var. matsumurae Ogata) で、薄い白毛が認められる。
次はオオモミジ (Acer amoenum Carriere) でヤマモミジと同じくらい認められる。
次はハウチワカエデ (Acer japonicum Thunberg) で、葉は顕著に柔毛に被われる。
次はヒナウチワカエデ (Acer tunuifolium Koidzumi) で、葉と葉柄いずれにも認められる。
次はコハウチワカエデ (Acer sieboldianum Miquel) で、葉と葉柄ともに柔毛が認められる。
毛鷄爪槭 (Acer pubipalmatum) と同程度に柔毛に被われている。
但し、自宅の苗木の比較では、コハウチワカエデの芽吹きは、毛鷄爪槭 (Acer pubipalmatum) の芽吹きよりも３週間ほど遅い。
