夏空に浮かぶ月 2025、その８
2025年５月５日の立夏が過ぎて、６月21日が夏至です。
このページでは、旧暦（陰暦）の夏の第８週、2025年６月20日から６月25日まで、
下弦の月の次の日から新月までの月の表情を紹介します。
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再掲しますが、
６月18日は、正午月齢 22.0でした。
旧暦 五月二十三日でした。
月の出は午後11時48分、12分で19日に日が変わります。
６月19日は、正午月齢 23.0でした。
旧暦 五月二十四日でした。
南中時刻は19日午前５時54分、月の入りはお昼の午後０時10分でした。
午前４時19分に下弦の月になります。
次は、月の出から約２時間後の表情です。
19日未明の午前１時56分頃の表情
下弦の月の表情の変化です。
下弦の月になる午前４時19分は厚い雲が広がり見えませんでした。
南中時刻のころも見えませんでした。
午前６時半を過ぎた頃から青空が見え始めました。
左；19日未明の午前１時56分頃、中；午前７時10分頃、右；午前10時13分頃
南中時刻は18日午前５時54分でした。
午前６時頃には、珍しく霧がかっていたので、
佐鳴湖まで出かけました。
太平大橋から佐鳴湖を眺めました。眼前は浜名湖に通じる新川です。
佐鳴湖の南西にある富士見橋から佐鳴湖を眺めました。
薬蔵坂から富士山の方角を眺めました。
富士山は見えませんでした。
次の月の出は20日の未明になります。
夏至間近の下弦の月の見掛けの傾きが、
出る時立って斜めに傾き、沈む時横たわることがわかります。
この２週間前の夏の上弦の月はその逆で、
出る時横たわって、沈む時立って斜めに傾いて沈むことがわかりました。
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６月20日は、正午月齢 24.0 でした。
旧暦 五月二十五日でした。
月の出は未明の午前０時15分、南中時刻は午前６時41分、月の入りはお昼の午後１時18分でした。
午前５時半頃と午前10時頃だけ店木的に見えました。
二十五日の月の表情です。
左；午前５時22分頃、右；午前10時04分頃
南中時刻は午前６時41分でした。
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６月21日は、正午月齢 25.0 でした。
旧暦 五月二十六日でした。
今日は夏至です。
月の出は未明の午前０時45分、南中時刻は午前７時31分、月の入りは午後２時28分でした。
左；19日未明の午前１時56分頃、中；午前７時10分頃、右；午前10時13分頃
南中時刻は18日午前５時54分でした。
南中時以降は薄雲が広がり、空が白くなりなり見えなくなりました。
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６月22日は、正午月齢 26.0 でした。
旧暦 五月二十七日でした。
月の出は未明の午前１時19分、南中時刻は午前８時25分、月の入りは午後３時42分でした。
次は、月の出から約２時間後の表情です。
22日午前３時14分頃の表情
その後は雲が広がり見えなくなりました。
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６月23日は、正午月齢 27.0 でした。
旧暦 五月二十八日でした。
月の出は未明の１時58分、南中時刻は午前９時24分、月の入りは午後４時58分でした。
未明過ぎには雲が広がり、その後も見えませんでした。
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６月24日は、正午月齢 28.0 でした。
旧暦 五月二十九日でした。
月の出は未明の午前２時47分、南中時刻は午前10時27分、月の入りは午後６時12分でした。
超細い月は明るくなるとすぐに見えなくなるので、薬蔵坂に来ましたが、
北東の富士山も見えず、東の空は雲が広がり、見えませんでした。
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６月25日は、正午月齢 29.0 でした。
旧暦 六月一日でした。
月の出は午前３時45分、南中時刻は午前11時32分、月の入りは午後７時18分でした。
今日のお月さまの軌道は北端の軌道です。
日の出の風景を見に薬蔵坂に来ました。
６月25日午前４時40分頃の定点観測点の薬蔵坂からの東の風景
太陽を隠す程の雲ですが、右手には空が見えています。
月の出時刻；午前３時45分、日の出時刻；午前４時36分
月の出の方角；54.9度（東より36.1度）、日の出の方角；60.3度（東より29.7度）
従って、太陽は月より50分（約12.5度）ほど遅れて出たこと、
今日北端の軌道の月は太陽より 6.4度ほど太陽より北側から出たことがわかります。
なお、夕方の午後７時32分に新月になります。
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夏至には、日の出の方角が 60.23度（東より29.77度）で
太陽としての北端の軌道になります。
ところで、夏至と冬至の太陽の軌道の南北幅が一定であるのに対して、
月の軌道の南北幅は、19年ごとに変わり、昨年今年は最大幅でした。
今から９年半後には月の軌道の南北幅は最小幅になるでしょう。
その年の夏至の頃には、太陽が月より北側から出ることになるでしょう。
特に、昨年と今年の月の軌道の南北幅は最大幅となる時期にあって、
その結果、太陽より ６度ほど北側から出たことになります。
今日の新月は、以上のことを考えさせてくれる特別の新月でした。
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雲が厚く太陽も見えませんでしたが、南東方向には太陽光が当たる雲が見られました。
６月25日午前４時47分の定点観測店の薬蔵坂からの東南東の風景
太陽に照らされる雲が観察できます。
雲が富士山頂のように見えました。
頭上には、青空と白雲が輝いていました。
６月25日午前４時52分の東北東上空の青い空と雲の風景
夕方の午後７時32分に新月になりました。
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月の出時刻は、
下弦の月の頃は深夜から未明でしたが、新月の頃には明け方になりました。
月の入り時刻は、下弦の月の頃はお昼頃でしたが、新月の頃には夕方になりました。
一方、月の軌道は、
５月29日に北端の軌道になり、南下し始め、６月５日に東西の軌道を過ぎ、
さらに南下して、６月12日に南端の軌道になり、北上して18日に東西の軌道を過ぎ、
６月25日に北端の軌道になり、南下を開始しました。
今週は、明け方の東の空の細めの月の月の出の観察がメインでしたが、
来週は、太陽がお月さまに先行して昇るので午前中は見えにくく、
日没後の西空の夕月の月の入りを眺めることになります。
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次回は、新月の次の日から上弦の月までです。