夏空に浮かぶ月 2025、その６
2025年５月５日の立夏が過ぎて、６月21日が夏至です。
このページでは、旧暦の夏の第６週、上弦の月の次の日から満月まで、
2025年６月４日から６月11日までの 月の表情を紹介します。
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再掲しますが、
６月３日は、正午月齢 7.0 でした。
旧暦 五月八日でした。
月の出時刻は午前11時37分、南中時刻は午後６時09分、月の入りは４日未明の午前０時32分でした。
お昼の午後０時41分に上弦の月になります。
厚い雲に覆われて深夜も見えず、幸運にも沈む直前の４日未明に一瞬見ることができました。
４日未明午前０時05分頃の上弦の月
すぐに黒い雲が隠してしまいました。
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６月４日は、正午月齢 8.0 でした。
旧暦 五月九日でした。
ほぼ東西の軌道でした。
月の出時刻はお昼の午後０時34分、南中時刻は午後６時49分、月の入りは５日未明の午前０時55分でした。
次は、午後４時半過ぎには流れる雲の間に見えていました。
午後４時33分頃の東に流れる雲と九日の月
次は、南中時を挟む前後２時間の九日月の表情変化です。
左；午後４時38分頃、中；午後６時48分、右；午後９時04分頃
南中時刻は午後６時49分でした。
南中時頃のお月さまに当たる陽光の角度が右上側にあるのが印象的です。
次は、沈む２時間ほど前の九日月です。
午後11時12分頃の九日の月の表情
あと２週間と数日で夏至を迎える頃の上弦の月前後のの見え方ですが、
南中時刻に陽光が右上（真西より北側）から差しています。
この時期は、太陽に照らされて見える月の見かけの形が、
月の出の頃横たわって見え、月の入りの頃立って見えるようです。
近日中に、見かけの形の傾きに関しまとめるつもりです。
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６月５日は、正午月齢 9.0 でした。
旧暦 五月十日です。
月の出時刻は午後１時31分、南中時刻は午後７時29分、月の入りは６日未明の午前１時18分でした。
「月の出の頃横たわって見え月の入りの頃立って見える」のを確かめるのに
月の出時刻付近の横たわるはずのお月さまを見に薬蔵坂に来ました。
次は、午後２時過ぎの薬蔵坂から見た東の風景です。
午後２時04分頃の東の空に横たわって見えた十日の月
十日月の表情変化です。
南中時刻を挟んでその前後４時間ほどの表情です。
深夜には朧月でした。
左；午後２時55分頃、中；午後７時28分、右；午後11時50分頃
南中時刻は午後７時29分でした。
今日も「月の出の頃横たわって見え月の入りの頃立って見える」のを確かめることができました。
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６月６日は、正午月齢 10.0 でした。
旧暦 五月十一日です。
月の出時刻は午後２時27分、南中時刻は午後８時08分、月の入りは７日未明の午前１時42分でした。
バス停から雲から出たお月さまが見えました。
午後５時27分頃バス停から見えた十一日の月
飲み会の帰り駅のバスターミナルから一瞬見えました。。
午後９時43分頃、駅のバスターミナルから一瞬見えた十一日の月
深夜に空を見て10分ほど眺め続けたら雲から解放される瞬間がありました。
午後11時12分頃の西南西の空に見えた十一日の月
すぐに黒い雲に呑まれました。
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６月７日は、正午月齢 11.0 でした。
旧暦 五月十二日です。
月の出時刻は午後３時23分、南中時刻は午後８時50分、月の入りは８日未明の午前２時09分でした。
雲が広がる中で、はっきり見える時間帯がわずかですがありました。
十二日月の表情変化です。
左；午後７時16分頃、右；午後８時38分頃
南中時刻は午後８時50分でした。
深夜にわずかに見える瞬間がありました。
午後10時35分頃の南西の空に見えた十一日の月
すぐに再び黒い雲に呑まれました。
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６月８日は、正午月齢 12.0 でした。
旧暦 五月十三日です。
月の出時刻は午後４時22分、南中時刻は午後９時33分、月の入りは９日未明の午前２時38分でした。
曇り空が続き夜には雨も降り、見えませんでした。
いよいよ梅雨入りになりそうです。
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６月９日は、正午月齢 13.0 です。
旧暦五月十四日です。
月の出は午後５時22分、南中時刻は午後11時20分、月の入りは10日午前３時14分でした。
本日、東海地方の梅雨入りが発表されました。
位置だけが分かるほどの微かな明かりが見えたので、カメラをもち外へでたら
小雨が降り出し、微かな明かりも見えなくなっていました。
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６月10日は、正午月齢 14.0です。
旧暦 五月十五日です。
月の出は午後６時22分、南中時刻は午後11時10分、月の入りは11日午前３時55分でした。
関東地方も梅雨に入ったというニュースを聞きました。
浜松も小雨が降り続き、見えませんでした。
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６月11日は、正午月齢 15.0でした。
旧暦 五月十六日です。
月の出は午後７時21分、南中時刻は12日未明の午前０時03分、月の入りは12日午前４時44分でした。
午後４時44分に十六夜の満月になり、約３時間後に月の出を迎えました。
夕方、青空が一部見えていたので、満月に期待しました。
東の空には厚い雲がかかっていましたが、
午後８時40分を過ぎて一瞬姿を見せましたがすぐに隠れてしまいました。
午後８時44分頃に一瞬お姿を見せた満月
午後９時頃には雲の中を彷徨うお姿が見られました。
午後９時01分頃、雲間を彷徨う十六夜の満月
午後９時01分頃、雲間を彷徨ううちに半月に変身した満月
この見かけの形が東に見えたら下弦の月、西に見えたら上弦の月ですね。
さらに10分してようやく満月の表情です。
午後９時12分頃に見せた十六夜の満月の表情
次は、南中時頃の表情です。
12日未明の午前０時05分頃の満月の表情
南中時刻は12日未明の午前０時03分でした。
明け方にかけては、厚い雲が西空を覆ってしまい見えませんでした。
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６月３日の上弦の月の頃、月の出時刻がお昼前だったのが、
６月11日の満月の頃には、月の出時刻は夕方になりました。
月の軌道は、
５月29日に北端の軌道になり、南下し始め、
６月４日から5日にかけてに東西の軌道を過ぎ、さらに南下し、
12日に南端の軌道になります。
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次回は、満月の次の日から下弦の月までです。