夏空に浮かぶ月 2021、その10
2021年の立夏は５月５日で、立秋は８月７日です。
このページでは、夏の第10週、2021年７月18日から７月24日まで、
上弦の月の次の日から満月までの月の表情を紹介します。
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再掲しますが、
７月17日は、正午月齢 7.1 でした。
旧暦六月八日でした。
月の出は午前11時43分、月の入りは午後11時29分です。
本日、東海地方も梅雨が明けました。
夕方の午後７時11分に上弦の月になりました。
左上：午後１時14分頃、右上；午後４時44分頃
左下：午後６時15分頃、右下：午後７時11分頃
南中時刻は、午後５時40分でした。
暗くなってからもう１枚撮りました。
午後８時02分頃の八日月の表情です。
梅雨が明けて、久しぶりにくっきりした表情を眺めることができました。
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７月18日は、正午月齢 8.1 でした。
旧暦六月九日でした。
月の出はお昼の午後０時50分、月の入りは19日未明の午前０時02分です。
左上；午後２時11分頃、右上；午後４時24分頃
左下；午後６時27分頃、右下；午後８時51分頃
日の入時刻は午後６時59分、南中時刻は午後６時30分頃でした。
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７月19日は、正午月齢 9.1 でした。
旧暦六月十日でした。
月の出は午後２時00分、月の入りは20日未明の午前０時39分でした。
左上；午後３時48分頃、右上；午後７時22分頃
左下；午後10時26分頃、右下；午後11時45分頃
日の入時刻は午後６時59分、南中時刻は午後７時23分頃でした。
夕方から夜にかけて厚い雲が覆っていましたが、午後10時20分過ぎ頃から雲が消えました。
午後10時26分頃の十日月の表情です。
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７月20日は、正午月齢 10.1 でした。
旧暦六月十一日でした。
月の出は午後３時12分、月の入りは21日未明の午前１時23分でした。
十一日月の表情です。
左上；午後５時13分頃、右上；午後６時31分頃
左下；午後８時22分頃、右下；午後10時41分頃
日の入時刻は午後６時58分、南中時刻は午後８時20分頃でした。
午後８時22分頃の十一日月の表情です。
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７月21日は、正午月齢 11.1 でした。
旧暦六月十二日でした。
月の出は午後４時24分、月の入りは22日未明の午前２時15分でした。
明るいうちは薄い雲が見られましたが、夜になると雲が消え煌々と輝いていました。
左上；午後５時20分頃、右上；午後６時31分頃
左下；午後８時47分頃、右下；22日未明午前０時46分頃
日の入時刻は午後６時58分、南中時刻は午後９時21分頃でした。
21日午後８時47分頃の十二日の月の表情
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７月22日は、正午月齢 12.1 でした。
旧暦六月十三日でした。
月の出は午後５時33分、月の入りは23日午前３時16分です。
なお、22日は南端の軌道をとり、
22日夕方に、122.1度（真東より 32.1 度南側）の方角から月の出を迎え、
23日午前３時過ぎに 237.8 度（真西より 32.2 度南側）の方角に沈みます。
22日午後８時37分頃の十三夜の月の表情
23日午前２時17分頃の十三夜の月の表情
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７月23日は、正午月齢 13.1 でした。
旧暦六月十四日でした。
月の出は午後６時34分、月の入りは24日の午前４時23分です。
午後８時43分頃、真東より30度以上南側の空に姿を見せた十四夜の月
十四夜の月の表情です。
南中時刻の午後11時27分頃、南の空に浮かぶ十四夜の月
明け方、遠州灘に沈む情景を見たくて、篠原町の防潮堤遊歩道に来ました。
家を出る前には雲に隠れていましたが、雲の端が明るく見えたので、
出かけました。到着時に少しだけ姿を見せてくれました。
24日午前４時05分頃の遠州灘（太平洋）に沈みゆく十四夜の月
真西より約30度ほど南側の方角です。
この後、雲に隠れ、しばらくはわずかに一部が見えていましたが、
東の空も明るくなり始めると、手前の雲が灰色の壁になり見えなくなりました。
沈んだ後、24日午前11時37分頃、地球の裏側で満月になり、
その約８時間後の夕方に、月の出を迎えます。
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７月24日は、正午月齢 14.1 でした。
旧暦六月十五日でした。
月の出は午後７時26分、月の入りは25日の午前５時33分です。
24日午前中に地球の裏側で満月になって、約８時間後の夕方に月の出を迎えました。
午後９時前に浜松では小雨でしたが、暗雲から解放された朧がかった十五夜の満月が見えました。
満月から約９時間半後の表情です。
午後８時57分頃の南東の空に見えた十五夜の朧月の満月
一旦、雲に覆われ見えなくなりましたが、25日未明に雲が晴れました。
十五夜満月の表情変化です。
左：午後８時57分頃、中：25日１時43分頃、右：午前４時56分頃
南中時刻は25日未明の０時27分頃です。
25日の日の出時刻は、午前４時51分です。（浜松では静岡時刻より３分遅れます）
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明け方、遠州灘に沈む情景を見たくて、再び、篠原町の防潮堤遊歩道に来ました。
25日午前４時56分頃の遠州灘（太平洋）に沈みゆく十五夜の月
遊歩道を少し東に歩きました。
そのうち、太陽光が地上に射し始めました。
25日午前５時11分頃の遠州灘に沈みゆく十五夜の月
光の方角を振り返りました。
25日午前５時11分頃の日の出の風景
左の建物は、西部清掃工場です。
太陽のすぐ下がトビオ水泳場、その左に駅前ビル群が見えます。
ちなみに、今日の日の出の方角は、真東から25度ほど北側です。
北東方向の画像中央部を遠望すると、コンコルドホテルの背後に富士山が見えました。
25日午前５時12分頃、かすかに見えた富士山の風景
中央にコンコルドホテル、右端に開誠館高校、浜松西高校が重なって見えます。
そのほぼ中間に、浜松城天守閣の屋根のシルエットが見えます。
篠原町の防潮堤遊歩道に来て20分ほどが経過し、月も水平線に近づいてきました。
25日午前５時17分頃の遠州灘に沈みゆく十五夜の月
歩きながら沈む十五夜の月を眺めていると、オオマツヨイグサ（月見草？）が目に留まりました。
太宰治『富嶽百景』の「富士には月見草がよく似合う」を思い出しました。
25日午前５時18分頃の遠州灘に沈みゆく十五夜の月とそれを見送る１本のオオマツヨイグサ
まだしぼんでいない花もありました。
朝日を受けて、萎むのを惜しみ恥じらうオオマツヨイグサの花（午前５時25分頃）
午前５時25分を過ぎた頃からお月さまも雲に隠れて見えなくなりました。
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７月17日の上弦の月を過ぎると、月の出時刻が正午を過ぎるようになり、
７月24日午前11時37分頃に満月になり、その夕方月の出を迎えました。
先週７月16日に東西の中間軌道になりました。
その後、南下を続けて22日に南端の軌道になり、北上し始めたところです。
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次回は、満月の次の日から下弦の月までです。