秋空に浮かぶ月 2020、その９
2020年の立秋は８月７日で、立冬は11月７日です。
このページでは、2020年10月３日から10月10日まで、
満月の次の日から下弦の月までの月の表情を紹介します。
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再掲しますが、
10月２日は、正午月齢 14.7 でした。
旧暦八月十六日でした。
午前６時05分に満月になり、約12時間後に十六夜の満月を迎えます。
月の出が午後６時00分、月の入りが３日の午前６時34分でした。
東の空の十六夜の月の左側に火星が見えました。
午後７時43分頃の東の空、火星と十六夜の月
十六夜の月の表情です。
左上；２日午後６時31分頃、右上；午後７時42分頃
左下；３日午前１時06分頃、右下；午前５時17分頃
この日も、深夜、未明には実に明るい月が見られました。
３日午前５時過ぎの西の空です。
３日午前５時14分頃、西の空、十六夜の月の上の方に火星が見えます。
この後、午前５時30分を過ぎると、西空の厚い雲に隠れてしまいました。
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10月３日は、正午月齢 15.7 でした。
旧暦八月十七日でした。
月の出が午後６時26分、月の入りが４日午前７時29分でした。
南中時刻は、４日未明の午前０時54分頃でした。
４日未明午前１時を過ぎて、ぼんやり見えていることに気がつきました。
午前１時27分頃、流れる雲の間から見せた明るい表情
数十分後には、月と火星とが同時に見えるようになりました。
午前２時22分頃の、南から少し西側の空、十六夜月と火星（右下）
火星が月を追い越していました。
４日午前２時過ぎに、くっきりした十七夜の表情を見せてくれました。
４日未明午前２時25分頃の十七夜の月の表情（月齢16.3位）
明け方の午前６時過ぎには西空は厚い雲に覆われて、有明の月は見えませんでした。
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10月４日は、正午月齢 16.7 でした。
旧暦八月十八日でした。
月の出は午後６時54分、月の入りは５日の午前８時25分です。
４日の夜は空一面厚い雲に覆われていました。
５日未明に、雲の合間から一瞬見えました。
５日未明の午前０時54分頃、雲の合間から一瞬姿を見せた十八夜の月
西空は厚い雲に覆われて、明け方の月も見えませんでした。
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10月５日は、正午月齢 17.7 でした。
旧暦八月十九日でした。
月の出は午後７時23分、月の入りは６日の午前９時22分です。
日の出が６日午前５時45分でした。
５日夜から未明にかけて明るく見えました。
火星はかなり右側遠くに進んでいました。
左；５日午後８時39分頃 、中；６日午前１時27分、右；午前５時28分頃
明け方には雲が広がり、雲の間から見えました。
６日午前６時19分頃の西空の有明の月
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10月６日は、正午月齢 18.7 でした。
旧暦八月二十日でした。
月の出は午後７時56分、月の入りは７日の午前10時19分です。
６日午後10時を過ぎて、見え始めました。
６日午後10時12分頃の東の空模様
二十日の月の表情変化です。
左上；６日午後10時12分頃 、右上；７日午前０時09分頃
左下；７日午前２時49分頃 、右下；午前６時49分頃
南中時刻は、７日午前３時05分でした。
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10月７日は、正午月齢 19.7 でした。
旧暦八月二十一日でした。
月の出は午後８時34分、月の入りは８日の午前11時16分です。
台風が近づく中での秋雨前線による雨が降り続いていました。
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10月８日は、正午月齢 20.7 でした。
旧暦八月二十二日でした。
月の出は午後９時18分、月の入りは９日お昼の午後０時12分です。
昨日同様、台風接近中での秋雨前線による静かな雨が降り続いていました。
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10月９日は、正午月齢 21.7 でした。
旧暦八月二十三日です。
月の出は９日午後10時08分で、月の入りは10日お昼の午後１時05分です。
昨日に続き、台風が遠州南の海を東に進む中、秋雨前線による雨が降り続きました。
10日の午前９時40分に下弦の月になったはずですが、南西の空に厚い雲が広がっていて観測できませんでした。
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10月10日は、正午月齢 22.7 でした。
旧暦八月二十四日です。
月の出は午後11時05分で、月の入りは11日の午後１時54分です。
10日深夜は見ることができませんでした。
11日未明の午前２時半頃、空を覆っていた雲が消え始め、月と星が見えてきました。
11日午前２時31分頃の東の空模様
11日明け方は、台風一過の秋晴れでした。
二十四日の月の表情です。
左上；11日未明午前２時25分頃、右上；午前６時26分頃（南中時頃）
左下；午前８時31分頃、右下；お昼の午後０時07分頃
日の出時刻は午前５時49分で、南中時刻は午前６時31分頃でした。
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この１週間は、10月２日の満月を過ぎて、月の出時刻が夕方から深夜になり、
９日深夜に出た月が10日午前中に下弦の月になりお昼に沈みました。
月の軌道は、
先週の９月25日に南端の軌道になり、その後北に向かい、
10月２日にほぼ東西の軌道をとりました。
その後も北へ移動しつつあり、８日から９日にかけて北端の軌道になりました。
今週末は台風接近に伴う秋雨前線の雨により、北端の軌道を通る下弦の月は見られませんでした。
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次回は、下弦の月の次の日から新月までです。