滋賀院門跡庭園訪問
大津市坂本四丁目6-1
文化庁のHPによると、
『延暦寺坂本里坊庭園とは，比叡山東麓，坂本の「里坊」に営まれた庭園群の総称である。厳格な修行の場である「山坊」に対して，現役を退いて日常生活の憩いの場である「里坊」に老僧が自由に造り上げた庭園群は，個々の景観意匠が優れているばかりでなく，同一の水系のもとに群として存在していることに特徴がある。・・・・』
とあります。
2008年５月19日里坊庭園を訪ねましたが、拝観できるのは滋賀院だけでした。
左上：坂本駅から日吉神社への参道、先は琵琶湖
右上、下図は、穴太（あのう）積みの石垣
滋賀院には慈眼堂から入りました。
整然とした慈眼堂の燈籠が目に留まりました。
滋賀院の庭園を示します。
池泉庭園は滋賀院宸殿の西側に細長く造られていて、縁側の下はすぐに池になっています。
細長い池のほぼ中央に石橋が架けられ、その左手に亀島を見ます。
石橋の先に滝があり、滝の左右の石は鶴の羽石を兼ねていると思われます。
坂本里坊周辺にはもみじの古木が多く秋の紅葉を楽しめます。