佐鳴湖の朝の風景 in 2015、その84

2015年12月01日、日の出前の午前６時過ぎ頃に時計台のある公園に到着。

空全体に雲はないようで、快晴のようでした。
もうすぐ下弦の月になろうとする月がくっきり見えました。

富士は朝焼け色の空を背景にして、そのシルエットがくっきりと見えました。
しかも、今朝は微風でしたが、湖面は昨日よりも鏡面に近い状態でした。

富士の湖面への映り込みが理想的であるように思われました。

まず東屋から撮影して、すぐに富士の手前にある凸状の邪魔物と富士とが重ならない場所まで移動しました。

午前６時８分頃の時計台のある公園の東屋から見る富士山
２本の鉄塔のうち、右の鉄塔と富士の山頂中心がほぼ重なって見えます。
これほど明確な逆さ富士は、今年の６月から観測して初めてです。

午前６時10分頃の時計台のある公園の東屋から少し北の場所から見る富士山
２本の鉄塔の間に富士の山頂部が入る位置です。

午前６時12分頃のさらに北の場所から見る富士山
２本の鉄塔のうち、左の鉄塔と富士の山頂中心がほぼ重なる位置からの画像です。

午前６時18分の対岸東の情景
これほど鏡面度の高い日は極めて少ないと思われます。

６時20分頃には、富士のシルエットは白っぽく薄くなり、
湖面への映り込みは曖昧になってきました。

その後、南西岸の富士見橋まで移動しました。

午前６時40分頃の富士見橋から見る富士山
ここでは富士の湖面への映り込みは見られませんでした。
湖面のほとんどが鏡面状態ではないのに線状の鏡面が横に走っています。
昨日も同様の現象が見られましたが、なぜこうなるのか不思議に思いました。

富士見橋付近から見る佐鳴湖北岸と北遠の山々

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