トウカエデ (A.buergerianum) とその樹肌 ('98.7.26) 浜松市伊佐地町
カエデと街路樹
昔から東海道の松、日光の杉、そして、サクラ、ケヤキ、イチョウ、プラタナス、ユリノキ、ポプラなど街路樹、並木として見かけますが、カエデも採用されています。北海道ではサトウカエデ、イタヤカエデなど、愛知県ではハナノキが有名です。身近なところ（浜松近辺）ではイロハモミジ（天竜市）、トウカエデ（浜松市）などがおなじみです。また、葉の形がもみじ、カエデにそっくりなフウ(sweetgum)（浜松駅の南）も見かけます。
北海道建設部まちづくり推進室まちづくり企画課様より街路樹に関する資料をいただきました。その中に、北海道に適応する緑化樹木一覧表があり、ここには、200 種の樹木が挙げられています。カエデについては、次の９種が含まれています。イタヤカエデ、イロハモミジ、サトウカエデ、ネグンドカエデ、ハウチワカエデ、ミネカエデ、そして、園芸品種のオオモミジ（ノムラ）、アオシダレ、ベニシダレです。
次は紅葉したトウカエデの街路樹です。
大分 深耶馬渓に向かう途中、玖珠インターから387号線沿いの紅葉風景
北海道、仙台市、浜松市の街路樹の様子を表に示します。
推進室まちづくり企画室 hokkaido.jp |
ナナカマド18.6％で最多 イチョウ、ニセアカシア、カエデ類、プラタナス、サクラ類、ハルニレ、シラカバ、その他 |
カエデ類は6.5％。(平成４年度) 他にサトウカエデ、ネグンド |
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仙台市企画局情報統計課 |
が植栽されている。 |
カエデは４種類、7480本 |
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ケヤキ、ナンキンハゼ、 ヤマモモ、マテバシイ、 モミジバフウ |
海外の街路樹写真を追加します。
イギリス出張の折り、ロンドン近郊の工場を視察しました。工場の前の通りの街路樹はヨーロッパカエデで、黄色の花が新芽のように見えました。
出張でミラノを訪問しました。５月末、６月初旬でしたが、ホテルの前のワシントン通りの街路樹はカエデでした。ホテルの前はヨーロッパカエデ (Acer platanoides)、300m 程北に行くと、西洋カジカエデ (Acer pseudoplatanus)、200m 程南にいくと、ネグンドカエデ (Acer negundo)でした。
