御前崎から見る富士山

2010年１月７日、静岡空港訪問後、御前崎港と御前崎灯台を訪れた。

ここから見る富士は、富士川SA、三保の松原、日本平からの富士と同様、南南東からの表情を持つ。
富士の南南東の方角では、御前崎は陸地で最遠点で、約90kmの距離である。
正午過ぎに立ち寄ったので解説用の写真となったが、朝夕は近景が暗くなり富士が引き立つと思われます。

港湾沿いのヤシの木通りと240号線をつなぐ坂道から御前崎港と富士山を見ることができた。

御前崎小学校の少し東の方にある坂道からの風景１
左側に大崩海岸、その背後に南アルプスや安倍川上流の山々、中央正面に日本平の丘、そして、右側に愛鷹山系が見える。

御前崎小学校の少し東の方にある坂道からの風景２

御前崎先端にある海水浴場の冬の景色、心に沁みるものがある。

次は、御前崎灯台から見る富士です。

水面上から灯火まで54m、地上から灯火まで17m、展望台は灯火より一階分下にある。

灯台は御前崎の先端の遠州灘側にあるので富士が見えるかどうかと思ったが、
さすがに展望台は高い位置にあり、高台の向こうに駿河湾と富士が見えた。

御前崎灯台から見る富士山１

灯台の展望台はこの日風が強く、撮影していて吹き飛ばされる恐怖とともに高所恐怖を実感した。

御前崎灯台から見る富士山２

遠州灘の風景

午後の日差しの反射がまぶしかった。岩場で釣り人が挑んでいた。

最後に、御前崎から見えた富士の雪渓模様を拡大します。

御前崎から見る富士山の雪渓模様
この雪渓模様は同じ方向の日本平から見る雪渓模様とほぼ同じです。