10月6日　奥日光湯元温泉です。
　湯元温泉は丁度紅葉が見頃に入り、湯の瑚の湖畔の紅葉も赤く色づいていました。 名物の湯の瑚の釣りボートは、まだズラーと並んで状態で、釣り人を待っていました。

　「戦場ヶ原」を過ぎて、小田代ヶ原に向かいましたが、今回は丁度見頃でした。草紅葉も真っ赤に色づき、真っ青な空に、白樺の貴婦人をバックの景色は本当に奇麗でした。陽が上った小田代ヶ原は、すでに多くの人で埋まっていて、貴婦人バックで写せるポイントは既にカメラマンの三脚が並んでいました。日本にもこんなに美しい所があるだと実感できる場所です。

　竜頭の滝は奥日光を代表する滝の一つで、華厳の滝、湯滝と共に日光三大名瀑の一つに数えられています。滝全長は210ｍ、滝幅は10ｍで、戦場ヶ原から流れてきた湯川が、中禅寺湖に注ぐ手前にある滝です。 滝つぼ付近が大きな岩によって二分されており、その様子が龍の頭に似ていることからこの名が付けられました。 私たちは滝上の停留所でバスを降り、滝を眺めながら滝壺まで下って行きましたが、滝の周りの紅葉が丁度真っ盛りで本当に奇麗でした。滝壺の瀧見茶屋から見た竜頭の滝も、丁度紅葉真っ盛りで、今までで最高の紅葉を見ることが出来ました。

　「華厳の滝」は日本三大名瀑の１つで、高さが97ｍ、幅７ｍあり、中禅寺湖の水が毎秒約３トン流れ落ちます。1200年前に日光開山を行った「勝道上人」によって発見されたと伝えられています。滝壺の当たりに東北大震災の時の土砂崩れの跡が見られました。「いろは坂」の紅葉はまだ少し早かった感じですが、それでも色付いた岩肌が奇麗で絵になりました。