カエデの風景 in 2020、その29
その他の気になるサトウカエデの観察
自宅庭の少し気になる残りのサトウカエデを列挙します。
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葉の形と大きさで気になるサトウカエデで、
10数cmから 2m前後のものまでの葉を観察しました。
他の残りのものは、ほぼ標準種のサトウカエデと思われます。
これまで、標準種と思われるサトウカエデ、南方のサトウカエデ、黒カエデについて記述しました。
みなさん、識別にチャレンジしてみてください。
このページの、１つ目のカエデを、T タイプとします。
1m くらいのカエデです。
葉の大きさは標準のサトウカエデと同じくらいです。
葉柄から葉脈沿いに有毛です。
葉裏全体というよりも、細かな葉脈沿いに有毛です。
外周にも毛が見られます。
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次は、U タイプとします。
2m くらいのカエデです。
葉の大きさ・形は、標準のサトウカエデと同じです。
葉柄も葉脈も無毛、脈腋に毛が見られます。
脈腋に毛が見られます。
葉裏は無毛ですが、左上の葉の外周に毛が見られます。
以上の内容だけでしたら、標準種のサトウカエデですが、
小枝の先端部の小さな葉は、托葉でしょうか？
これが托葉なら、クロカエデかも知れませんが、
托葉がクロカエデだけの専売特許かどうか、素人なりに悩みます。
というのは、これに気がつかなければ、標準種と思われたからです。
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次は、V タイプとします。
0.5m くらいのカエデで、緑っぽく、横広の感じです。
葉の大きは、標準種よりやや小です。
葉柄は無毛、葉脈の脈腋に毛が見られます。
葉脈沿い、葉裏全体が有毛です。
外周にも毛が見られます。
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次は、W タイプとします。
0.3m くらいのカエデで、葉が小さく、緑っぽく、横広の感じです。
葉柄から葉脈沿いに有毛です。
葉裏全体に有毛です。
葉の外周の毛というよりも、葉裏の毛が一部見えている感じです。
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次のカエデを、X タイプとします。
10cm くらいのカエデです。葉の大きは、標準種より小です。
葉柄は無毛、葉脈と葉裏に毛が見られます。
葉脈と葉裏全体に有毛です。
葉の外周には特に毛は見られません。
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次のカエデを、Y タイプとします。
0.6m くらいのカエデで、緑っぽく、切れた感じでやや光沢が見られます。
葉の大きは、標準種よりやや小です。
葉裏は粉白で、葉柄も無毛です。
葉裏は粉白のようですが、地平線上にごくわずかに見えます。
葉の外周にわずかに毛が見られます。
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最後は、Z タイプです。
0.2m くらいのカエデで、緑っぽく、切れがはっきりしていて、光沢が見られます。
葉の大きは、標準種よりやや小です。
葉裏は粉白で、葉柄も無毛です。外周に毛が見られます。
葉裏は粉白ですが、主脈と外周に少し毛が見られます。
葉の外周にわずかに毛が見られます。
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今年の春以降に掲載した数回の記事をご参考に
みなさん、サトウカエデの識別にチャレンジしてみてください。