2013年４月19日の富士

４月19日は、北斎の富士を追いかける予定でしたが、
富士の南側の富士市田子ノ浦では、厚い雲が富士を隠し全く見えず、
御殿場経由で御坂峠天下茶屋まで移動することになりました。

御殿場では相変わらず雲が厚く富士は見えません。
東富士五湖道路の籠坂トンネルを過ぎると、春霞の白っぽい空が見えてきました。
東富士五湖道路を北西に北上し始めると、ようやく富士は崇高な表情を見せてくれました。
車を停めて、まず、一枚、吉田大沢がほぼ正面に見えました。
すぐに天下茶屋を目指しました。

天下茶屋に到着して数枚富士を写すと、雲の集団が富士を隠してしまいました。
その間の３枚の写真を示します。

籠坂トンネルを過ぎ、忍野村に入った東富士五湖道路から

137号線御坂峠富士見橋から
河口湖から御坂道を上って行く時、ここは左稜線が右稜線より長く見える唯一の特異ポイントです。
おそらく、北斎の浮世絵に敬意を表し、137号線沿いに小さな展望台が用意されたのでありましょう。

2013年４月19日、御坂峠天下茶屋から
天下茶屋に到着して富士を数枚写しているうちに、左側から雲の集団がやって来て、
その後はその雲が分厚くなり、そのまま富士の正面にどっしりと停滞し、富士を隠してしまいました。

この日の収穫は、以上の３枚だけでした。