2012年１月の冬の不思議な紅葉

2012年１月の冬に、珍しい紅葉を見ることができました。
2012年１月17日のオオモミジ（野村）の紅葉を紹介します。

2011年の秋の紅葉の中で、このオオモミジ（園芸品種名；野村）は例年より
３週間程遅れて紅葉したが、その赤の鮮やかさは格別に見事でした。

その後、雨の降らない日が続き、必然的に葉は乾燥し縮れて視覚から消えていました。

2012年１月16日から静かな冬の雨が降り、翌朝、驚きました。

縮れていた葉が雨に濡れて元の姿に戻り、紅葉の再現が見られたからです。

縮れていた葉が冬の優しい雨に濡れて、紅葉華やかな往事を偲ばせる「野村」

例年であれば、紅葉の時期が早く、遠州の空っ風に葉が吹き飛ばされて、
冬芽の枝だけになっているはずで、このような顕著な風景は見られなかったものです。

秋の紅葉の最中の雨や湿気、さらに、朝夕の霧などの紅葉維持効果を連想させてくれました。

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