英国のキューガーデンは、地上で花を咲かせる植物種の10分の１以上が集められており、
700万種以上と言う世界で最も包括的な保護植物が収集されています。
ヒースロー空港とロンドンの間に位置し、傍をテームズ川が流れています。

2004年４月、キューガーデンを訪問することができた。

ちょうど季節は春、種々の花木が花を咲かせ新芽を出す時期であった。

キューガーデンのメインゲート

種々のカエデを見ることができた。多くの種が花を咲かせていた。
植物図鑑で学名しか知らない種も見ることができ楽しい時間を過ごせた。
聞きなれない学名にも触れ、趣味における興味や好奇心を十分に満足させるものであった。

園内の雰囲気、樹木の撮影シーン

花写真の写りのよかったもののみ紹介します。

この時期では、葉の観察はできないものがほとんどであった。
日本産のモミジ・カエデを除いて、花の色は黄色か黄緑色のものが多かった。

Acer cappadocicum ssp. sinicum, 中国	Acer opalus (Italian maple), 欧州	Acer morrisonense (Acer rubescens), 台湾
Acer obtsusifolium 西アジア	Acer cappadocicum ssp. divergens, トルコ東部	Acer sempervirens 地中海東部
Acer davidii 中国	Acer grandidentatum 北米	Acer sterculiaceum ssp. thomsonii, ヒマラヤ

上記以外の情報や画像は地域毎のカエデリストに紹介します。
今回は樹形や花、幹などが中心で葉の写真はほとんど得られなかった。

このような大きな植物園で調査を短時間で効率的に行うには、
調べたい植物がどのように園内に配置されているかの情報を入園時に植物園事務所に尋ねると、
迷うことなく周遊と観察とを楽しむことができます。