Acer oblongum Wallich

飛蛾槭, クスノハカエデ : Kusunoha-kaede :

 

常緑のカエデは、中国、東南アジアには他にも多くの種類があります。
このクスノハカエデも、中国、東南アジアを中心に分布しますが、
日本では、沖縄県のみで自生ということです。

日本のカエデの中では、最もカエデらしからぬカエデですが、
それゆえ希少であり、貴重です。

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2020年春のクスノハカエデの状況です。

村櫛カエデ園のクスノハカエデが「花とタネ」を初めて見せてくれました。

このクスノハカエデは、15年以上前に奈良の矢野さんからいただきました。
頂いた時1メートル位の苗木が、植木鉢で 2m の高さを超えるようになり、
12年前に、村櫛カエデ園に地植えしました。

2020年春現在、5〜6メートル位まで大きくなりました。
そして、今年初めて、花とタネを見せてくれました。


クスノハカエデ(Acer oblongum Wallich)の花とタネ1


クスノハカエデの花とタネ2


クスノハカエデの花とタネ3


クスノハカエデの花とタネ4

次は、2017年の春の姿です。

次は、2013年の春の新しい葉です。


春の雨の後、急速に若芽から若葉へと変わりつつあるクスノハカエデ

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以下は、2012年までに既述した内容です。

2010年、クスノハカエデと中国産革葉槭を比較しました。


クスノハカエデ : Acer oblongum、中国産革葉槭 : Acer coriaceifolium
中国産革葉槭は、アツバクスノハとも呼ばれます。


クスノハカエデの新芽(左)と 若い葉(右)


クスノハカエデの 若い葉、その2


台北植物園のクスノハカエデ

2000年春、挿し木苗を奈良の矢野さんにいただきましたが、
蕾が膨らんできて、果たして、5月下旬、何と花が咲きました。


左上:花芽と若芽。
右上と左下のは花の拡大写真。

右下写真は7月の写真でタネの形が観測される。これもびっくり。
しかし、残念なことに、その後枯れてしまいました。

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