富士山初雪と台風18号

2009年の初秋は、秋雨前線の停滞などですっきりした富士を見ることができなかったが、
台風18号が通り過ぎて日本の初秋にも変化を与えたようである。

台風一過の前後、富士山では10月7日に初冠雪が、10月10日に初雪化粧が報道された。
参考までに、初冠雪と初雪化粧について整理してみた。

 

富士山の初雪化粧宣言と初冠雪 （2011年10月追記）

初雪の名称	初雪化粧宣言	初冠雪
発表/宣言主体	富士吉田市	甲府地方気象台
観測場所/方法	職員がふもとから肉眼で 冠雪を確認	富士山から約40キロ離れた 甲府市で、気象台職員が確認
主旨/定義	富士山麓地域に厳しい冬の 訪れを告げる季節の便り	山頂での１日の平均気温が 一年で最も高い日以降の冠雪
2011年度実績	9月24日	9月24日
2010年度実績	9月25日	9月25日
2009年度実績	10月10日	10月7日
2008年度実績	10月1日	8月,9日
2007年度実績	10月6日	10月6日
2006年度実績	10月8日	10月7日

 

2009年、台風18号が通り過ぎて、自称「浜名湖カエデ園」の小さな森では、 常緑樹や落葉広葉樹の
木々の葉や小枝が全体絨毯のように被いかぶさり、カエデの苗木は枝が折れたりして被害を被った。
何種かのカエデは台風による海水の塩害に遭い葉が縮れてしまった。

10月８日も台風が散らかした葉や小枝の除去やカエデの水洗いなどカエデ園での修復に追われた。

その帰り、浜名湖からこの時期としては珍しく台風一過の富士を見ることができた。
今年夏以降浜松から初めて見る富士である。冠雪の具合はよくわからない。

台風一過で、この時期としては珍しく姿を見せた富士（浜松浜名湖大橋から）
（たまたま、コンパクトカメラしか持参してなかった。）

戻る