海老名市から見た富士山
2008年４月５日、広重の富士三十六景「さがみ川」の風景に近いと思われる戸沢橋付近に脚を運びました。そこで、相模川河岸から大山とともに富士を見ました。
昔から大山参りに相模川を東から西へ渡るのにいくつかありますが、南から田村の渡し、戸田の渡し、厚木の渡しの三つがよく知られているようです。田村の渡しは寒川町から平塚市の横内へ、戸田の渡しは海老名市門沢橋から厚木市下津古久へ、厚木の渡しは海老名市国分から厚木市へと。そして、現在では、これら３つの渡しは、それぞれ神川橋、戸沢橋、相模大橋に置き換えられているものと思われます。
浜松を午前４時頃出て、厚木IC、戸田交差点、戸沢橋を渡り、午前７時半ごろ門沢橋から北へ車を進めました。鉄塔や電線を避けながら、戸沢橋から北に進み、対岸のスポーツ広場を越えた付近で大山と富士を撮影しました。
広重の富士三十六景「さがみ川」の風景には、白鷺が舞う葦原の相模川を筏師が筏を操りその背景には富士山と大山が描かれています。
広重：富士三十六景「さがみ川」
相模川の東岸（門沢橋の北側）から見る大山と富士山、2008年４月５日午前７時半頃
対岸の桜が美しい。右に大山、左に富士山を確認できました。
同じく相模川東岸から望遠レンズで富士を見ました。
まさに東から見る富士の姿です。
海老名SAからの画像を追加します。
