浜松から見る暁の富士山 in 2015

立春を過ぎると、春霞みの徴候が現われ始め、浜松から見る富士は鮮明さが失われていきます。
３月に入ると、さらに空気が白っぽくなり、富士はますます見えにくくなります。

４月以降は、浜松からは気象条件が良くない限り、富士が見えなくなるため、
４月のこの時期は「今日は見えるか見えないか」と、私は暇人ながら、神経質になります。

３月29日、まだ布団の中にいましたが、朝方午前５時過ぎに東の空が赤くなりました。

飛び起きて、近くのスポットに向いました。
それは、最近訪れたばかりの高台の入野古墳でした。

車から降りて、息を切らして駆け上がり、東を見ました。

アクトタワーの見える東の空がまだ赤く見えています。

そして、北東の方向に富士山です。

北東の方向にかすかに見えた富士山

しばらくいましたが、情景の変化が見られないので、
帰宅がてら、近くの佐鳴湖の富士見橋まで進めました。

空の色は、赤さが薄くなり、どんどん白くなっていきます。

かろうじて佐鳴湖の富士見橋から見えた富士の姿

浜松は富士の南西にあるため、上の画像の東のアクトタワーのように、
真っ赤な空に富士のシルエットというような景色はむずかしいかも知れません。
より西の方角の地域からは暁の空が燃える中に富士のシルエットが楽しめることでしょう。
ただ、暇な私は、もっと広く東側の空が赤くなったらと期待しています。

次は、以前に見た中秋の名月の秋の画像です。

この場所は家のすぐ近くですが、ここからは電線がたくさん映り込むので、
今回は少し遠くに車を走らせるうちに空が白くなってしまったのかも知れません。

暇な老人に早起きは容易なことなので、また、チャンスを狙います。