大日山金剛院から見る富士山

静岡県周智郡森町三倉

北斎の「遠江山中」に因み、北遠、すなわち、静岡県西部の山間地域から見る富士を求めて、
森町の大日山金剛院、林道川上嶺線付近を訪ねました。

大日山金剛院の山門

味わい深い柱の獅子頭と欄間の彫刻

大日山金剛院は、春埜山大光寺、春野町秋葉山と、東海道自然歩道でつながっています。
北斎の「遠江山中」から小生が感得するイメージは、天竜川、大井川の山間部の人々の生活感ですが、
東海道自然歩道周辺地域は、まさに、北斎の「遠江山中」の領域に含まれるものと思われます。

山門を過ぎると、すぐに展望所がありました。

山門を過ぎたところにある展望所から見る富士１

境内を進み少し上り、鐘楼付近から富士を見ました。

鐘楼付近から見る富士；宝永山が少しだけ明確に見えます。

山門を過ぎたところにある展望所から見る富士２
南西方向から見る典型的な三峰形の富士です。