中華カエデの観察

まず、イロハモミジなど典型的な日本のモミジの画像を示します。

 Palmata 節には、日本のイロハモミジなどのPalmata 系のカエデの他に、似た形態をもつものとして中華カエデのグループ(Sinensia 系)があります。Sinensia 系のカエデは中国およびその周辺地域の亜熱帯地域から産出する落葉樹です。タネから発芽して2ー3年になるものを紹介します。

 別々の写真では明確に分かりづらいが、下の同時比較の写真からは中華系の葉は日本のPalmata 系に比べてややごつい分厚い感じがすることがわかります。

1

Acer campbellii ssp. wilsonii

2

Acer campbellii ssp. sinense

3

Acer oliverianum

4

Acer elegantulum


A: Acer oliverianum, B: Acer campbellii ssp. sinense, C: Acer elegantulum
中央下部はイロハモミジ、右上は園芸品種のシギタツサワ

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